ガヴァルニー渓谷(フランス)    トレッキング

2013.6.27

ピレネー山脈に連なる世界遺産ガヴァルニー渓谷は、2万年以上も前に巨大な氷河がガヴァルニーから下方のルルドまで伸び、現在の地形を作り上げたと言われています。渓谷の突き当たりは谷底から1500mもの岸壁が立ちはだかり、そのカールを囲むようにピレネーの3000m級の山が連なり、山稜からはヨーロッパ最大の落差を誇る滝グラン・カスケード(落差422m)をはじめ無数の滝が流れ落ちる迫力のある景観には、ただただそのスケールの大きさに圧倒されました。今回はガヴァルニー村の1350m地点にあるホテルから出発してメインルート(一般道)からはずれ山腹を巻くコースをたどりプラトー・デ・ベルビューと呼ばれる眺めの良い高原を経由して峠を下りメインルートに合流してメインルートの最上部にあるホテルシルク(1520m地点)まで行き、そこから登山道に入りグラン・カスケード滝の流れ落ちる渓谷の突き当たりを目指しました。コースのいたるところに高山植物が咲き乱れて景観と花と両方を楽しめました。
 人口160人のフランスの僻村ガヴァルニーは西部スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステラへ向かうフランスからの巡礼の路でもあり、このガヴァルニー村を経てガヴァルニー渓谷の突き当たりからピレネー越えてゆくハードな巡礼路でもあります。


今回のコース概略図

ホテルから徒歩で出発      9:25 am 村はずれにある世界遺産の小教区教会 放牧場に向かう羊の群れ
歩きやすいハイキングコース
プラトー・デ・ベルビューで昼食 11:30 am
峠を越える峠を越える 遠くに見えるグラン・カスケード(ガヴァルニー滝)
渓流を渡る
ここを越えて下れば一般道に合流 一般道に合流        14:10
ホテル・ドゥ・シルクが見えてきた ホテルテラスで小休止   14:20 滝(渓谷の突き当たり)を目指して登山道に入る 14:40
最初の雪渓を慎重に渡る 滝(渓谷の突き当たり)はもうすぐ




落差422mのグラン・カスケード(ガヴァルニー滝)は大迫力、渓谷の突き当たりは谷底から千メートルを超える岸壁がそびえ立ち、無数の滝が流れ落ちる   15:35


滝からホテルシルクへ引き返す ホテルシルクが見えて来た   16:10 ホテルシルクでビールを飲んで一休み16:30
ホテルからガヴァルニー村へは一本道を約2時間 道の両脇は高山植物が沢山
放牧場から馬舎に帰る馬の群れ 村が見えて来た
村の貴重な商店街?へ到着   18:05 ホテル・マルボレへ無事帰着   18:15
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